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ブロマガって何?
2010.02.01 / Top↑
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2010.02.02 / Top↑
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2010.02.03 / Top↑
 先生にしてみれば、アイウエオしか書けないやつが、なぜかオレに会いにくる、おもしろそうに話を聞く、変わったやつだ、ということであったにちがいない。ひょっとしたら、それだけで見込みがある、と思われたのかもしれない。

 作家は大衆の代弁者である。

 先生のコトバで印象に残っているのがいくつかある。ほとんど忘れてしまったけれど、キーワードのようなものはしっかりと根を下ろしているのだ。
2010.02.03 / Top↑
管理人です。いつもご購読まことにありがとうございます!
管理人はもちろんのこと、おそらく笹倉さんもいろいろと戸惑い、そしてやはり締め切りに追われながら(笑)のブログ運営となっておりますが、読者の皆さまに支えていただきここまでやってきています。
改めて御礼申し上げます。

さて、先般お知らせした『推定有罪』の文庫化ですが、3/16に決まった模様です。

当ブログを介して、希望される方には著者サイン入り・印章入り(?)・希望に応じてスペシャルメッセージ入り(??)⇒例えば、「〇〇さんへ 君は推定無罪!」とか(爆笑)、を企画していますが、諸般についてはこれから調整いたします。
大人の横槍が入らなければ実現したいと思っていますので、ぜひ楽しみにお待ちください!
2010.02.03 / Top↑
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2010.02.04 / Top↑
 ともあれ、そうして三年生を過ごすうち、我は海外へと目を向けることになる。

 1970年代の初頭。といえば、戦後復興と経済発展を軌道にのせた日本が、やっと「海外渡航の自由化」(1964)に踏み切って五年ほどが経つ時期に当たっていた。

 64年(昭和39年)の東京オリンピック、同年の東海道新幹線の開通といっためざましい経済成長が、さらに万国博覧会(大阪・70年)をもって加速する一方、戦後社会がさまざまな発展の代償を払わねばならない時期にも来ていた。

 公害問題はいうまでもなく、政治的にも混乱を呈し、ベトナム戦争とそれに加担する安保条約への反対運動等、まさに64年から70年にかけてピークを迎えることになる。
2010.02.04 / Top↑
つまり、我が大学へ入った年、68年の春はそのような「発展」と「混乱」の真っ只中であったわけだが、その気になりさえすれば、そういう日本を脱出し、世界を歩くことができる「自由」もまた得られる時代に入っていた。

 これを時代の産物という。

 何事もそうだが、初期というのは活気があるもので、海外旅行などは一般人にとって夢のまた夢であったのが、渡航の自由化によって実現可能となったとたん、ドッと、海外を目指す人々が日本からあふれ出た。

 トリスを飲んでハワイへ行こう。
2010.02.05 / Top↑
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2010.02.06 / Top↑
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2010.02.07 / Top↑
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2010.02.08 / Top↑
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2010.02.09 / Top↑
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2010.02.10 / Top↑
 当時、山口瞳(サントリー宣伝部出身の作家・故)がつくったキャッチ・コピーはとくに有名であるが、そういう団体旅行がある一方、これも有名になった「何でも見てやろう」という小田実(作家・故――ああ、みんな死んじゃった)の世界漫遊記や、「青年は荒野をめざす」「さらばモスクワ愚連隊」ほか数々の海外小説を発表して一躍スターダムにのしあがった五木寛之など、文学界においても、渡航の自由化のおかげといってよい活況を呈していた。
2010.02.11 / Top↑
 そうした時代の風潮は、むろん我の耳目にも入っていたが、もし、我が革マル派の一員であったり、なりたかったものの一つでも、例えば歌手や役者に執着するとか、ボーリングのボールを離さなかったりとか、夢の一つでも追いかけていれば、海の向こうへ目を向けるようなことは決してなかった。

 それがあれもこれもダメ、夢は夢にすぎないと覚り、不純な動機から文芸科を選び、ところがそこで、暉峻康隆というスター教授と出会ったことから、わが人生のすべてがはじまったわけだが、それまでは思いもしなかった海外へ目を向けたのも、実は、一行も、アイウエオしか書けない、先生に対しても恥ずかしいばかりの我が、我とわが身を試してみようとした結果だった。
2010.02.11 / Top↑
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2010.02.11 / Top↑
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2010.02.12 / Top↑
 いま現在のどこにも属せない、夢やぶれた身をいずこに置くのか、わからずにさまよう青い生きモノの行き先は、その頃、我も我もと飛び出しはじめた海外がもっともふさわしい、それしかない、とまで思いつめた。

 だが、先立つものがない。もとより学費や生活費は親に頼る身であったから、それも余裕などは少しもなく、月末にはスッカラカン、一円も残らない有様では、海外もヘチマもない。ならば、稼ぐしかない。答えは一つ。アルバイトに精を出すしかなかった。
2010.02.12 / Top↑
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2010.02.13 / Top↑