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 この報道に接したとき、もろ手を打ちたくなるような、そうだろうなぁ、といった感想を抱いたものだ。理屈ではなく、感性的に、皮膚感覚的に、納得のいくものがあったからにほかならない。

 むろん、日本人は何者か、どこから来たかという話について、いろんなことがいわれてきた。母方からのみ受け継ぐミトコンドリア(遺伝子)の分類から、ユーラシア大陸の各地にその分布がみられるとして、いくつかの出身地域(原住域)が指摘されたりもしている。それらの地域に住んでいた人々の一部が、何万年か前に東南アジアへ、さらにその一部が、南シナ海へ、さらに黒潮に乗って(陸地を歩き島をつたい)南西諸島へ、南九州へと向い、縄文人となったのである、という考古学上の従来の説を、発達した科学が裏付けることになったといえる。

 従って、日本人がそういうルートでやってきた人々を祖先にもつことが証明されたことについて、人それぞれの思いがあるにちがいない。共通項は、アジア・モンゴロイドであり、中央アジア、モンゴル等を原住域とする人々、インドネシア・マレー人等の東南アジア人種、及び前述のポリネシア、ミクロネシア等の大洋州、さらには南北アメリカまで渡って原住民(ネイティブ・アメリカンとかインディオと呼ばれる)となった人々(氷河期にベーリング海峡を渡っていった人々とは別であることが実証されている)であり、乳児にいわゆる蒙古斑の頻度が高い黄色人種である。

 モンゴロイドはそのようにアジア大陸の方々に原住域をもっており、どの地域の人々がより多く日本列島へやって来たのかは定かではなかった。が、今回のゲノム解析で、南からのほうが多かった、という説がかなり有力に成り立つことになった。
2013.11.11 / Top↑
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